デュワーズ ダブルダブル 21年
2024年現行品
容量:500ml
度数:46%
バカルディジャパン株式会社 正規輸入品
購入日 :2024/04/28
購入場所:ネット通販
購入価格:10450円
テイスティング(ストレート)
※食後1杯目のため、アルコール感を強く感じている可能性が高いです。
- 香り
勢いのあるアルコール刺激、過ぎ去れば濃く淹れた紅茶のよう。アールグレイ。 - 味わい
舌先に触れた瞬間、シュワっとなる刺激。唾液と混ざると黄色い果実を思わせるフルーティーさ。
渋みを残しながらジンジャーのようなスパイスで。 - 余韻
口の中にはビターが残り、鼻抜けには微かにゴムの黒いところ。
テイスティング(水滴5滴ほど加水)
- 香り
濡れた木材の甘い香り。チョコレートのよう。 - 味わい
樽のビター。濃く淹れた紅茶。去り際に黄色いフルーツ。 - 余韻
舌全体にジンジャーのスパイス。焦がした砂糖のようなビターさ。
甘さ控えめなビターさがある
双子のお笑いコンビみたいなネーミング。ダブルダブル。
モルトとグレーンをそれぞれブレンドして後熟。その後モルトとグレーンをブレンドし再度後熟。
その過程からダブルダブルという呼称になっているようです。
ラインナップは今回テイスティングした21年、27年、32年とあります。
気になっていたシリーズなので、エントリーモデルの21年を購入してみた次第です。
エントリーモデルとはいいつつもAmazonでは15000円程度と中々いいお値段。
いきなりボトルを購入するよりもバーで1杯お試しすることをおすすめします。
味わいについてはテイスティングの通り、あまり甘さは感じられずにビターさやフルーツのような味わいが主に感じられる構成となっています。
同じく近年シェリー系のウイスキーだと、アランのシェリーカスクに似た味わいだと感じました。
あちらの方が爽やかさあり、フルーツ感あり、甘さありといった感じですが、こちらはより熟成されている結果なのか、ビターな感じになっています。
後熟の年数は明かされていないものの、樽の影響をかなり受けているような印象です。
21年に関してはビターな印象を受ける
グラスに伝う涙。舌ざわりからも結構な粘性を感じる。
先ほど、ラインナップには21年と27年と32年がある、と書きましたが、
単に熟成年数の違いだけではなく、後熟に使用されるシェリー樽の種類1が異なります。
21年はオロロソ、27年はパロ・コルタド(聞いたことない)、32年はペドロヒメネスとなっています。オロロソは辛口、ペドロヒメネスは甘口と聞いているので、味わいも結構違うような気がしますね。
ボトルで購入するには中々勇気のいるお値段となっているので、バーで見かけた際には飲んでみようと思います。
- 分かりやすいようにシェリー樽の種類と書いてますが、なんか違和感があります。
樽に詰められていたシェリーの種類が異なる、が正しいです。 ↩︎
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